笑う犬 ビションフリーゼ

ビションフリーゼの男の子 ゆき との生活をつづった日記です。

歯石がほとんど付いていないのに、全身麻酔での歯石取りをした理由。

今日もゆきに会いに来ていただき
ありがとうございます。

前回の記事同様、今回の記事も

無麻酔歯石除去、そして
自宅でスケーラーや、そういった種類の歯磨き粉を使って歯石を取ることを
否定する内容が含まれます。

全身麻酔での歯石除去を考えている飼い主さんや
全身麻酔と無麻酔との間で迷っている飼い主さんは
私のブログもなんとなく参考にしていただけたらなって思いますが

無麻酔歯石除去や
自宅での歯石除去しか考えていない方は
今日以降の私のブログを読んだら
嫌な気分になると思うので
どうか、そういった方は、スルーしてください。



前回の記事の続きです。

以前もブログに
「私は動物病院のホームページや獣医さんのブログをよく訪問する」
と書きました。

特に、ゆきの歯のお手入れの励みになるようにと
犬の歯の健康について書いてある記事を読むことが多いです。

(日本の)動物病院での全身麻酔歯石除去の症例の記事だけでなく
(日本の)サロンでの無麻酔歯石除去のビフォーアフターの写真も
たくさん見てきましたが

ゆきと同じくらい軽度の歯石で
歯石除去をしている子は
全身麻酔でも無麻酔でも
ほとんど見たことがありませんでした。

それにもかかわらず
7月に全身麻酔での歯石取りをしました。

前回の記事で

「無麻酔歯石除去や自宅で歯石取りをして
 見た目は真っ白な歯を取り戻しても
 審美目的の処置でしかないと
 歯のことがわかる獣医師は考えている」

と、いったようなことを書きました。

なので、目に見える部分の歯石を取るということは
今回のゆきの全身麻酔での歯石取りの一番の目的ではありませんでした。

それよりも
ゆきの歯石取りをお願いした、もっともっと重要な目的は

目には見えない部分、つまり
歯と歯肉の間(歯肉縁下)の歯石と歯垢を取り除き洗浄してもらうこと
プローブやレントゲンによる口腔内検査をしてもらうこと
歯石が付きにくくなるように研磨し、フッ素を塗ってもらうこと

でした。

(プローブやレントゲンでの口腔内検査は
 全身麻酔下でしか実施できないのです

ですから、全身麻酔での歯石取りは
目に見える部分の歯の歯石取り(審美目的オンリー)というよりも
歯を支えている組織(歯周組織)の検査、そして、問題がある場合は処置・治療、そして
今後、歯垢・歯石が付きにくい口腔内にすることを
目的としていると思います。


つまり、全身麻酔での歯石取りの目的は
歯周病を予防すること
もし、歯周病が始まってしまっていた場合には
進行を遅らせるための処置・治療をすることなのです。


実際、アメリカの動物病院では
(全身麻酔下の)歯石取りのことを正式には
Dental Prophy(=Prophylaxisの略)、つまり
歯科予防

と、呼んでいます。

残念ながら、目に見える部分だけの歯石取りをしても
審美目的だけで歯周病の予防や治療にはならないため

ほとんどの獣医師(少なくとも歯科治療をする技術と知識がある獣医師)が
「やってもほとんど意味がない」と考えているのは
こういうことなのです。


(「無麻酔歯石取りだったらやらない方がまし」と多くの獣医師が考える理由は
 また別の記事で。)

長くなったので
次回の記事に続きます。


おまけ。

今日の朝ん歩中に
ご近所で小さな秋を見つけました。



#1.Sept. 4, 2016

既に紅葉が始まっていました。



#2.Sept. 4, 2016

しかし
氷点下になる晩秋まで(...ってか、日本で言ったら「冬」)
この方のハアハアは続きます。

(↑健康や体力に問題があってハアハアしているわけではありません


応援ポチがブログ更新の励みになります
応援してくださる方たちに感謝しています
にほんブログ村 犬ブログ ビションフリーゼへ
にほんブログ村

スポンサーサイト

該当の記事は見つかりませんでした。